【アメリカ生活】日本人が面倒に感じること

生活

アメリカで実際に暮らしてみると日本で生活していたときには当たり前だったのに出来ないことや、時間や労力がかかるようなことに遭遇することが多いと思います。

文化や生活習慣の違い、考え方などが違うのでうまく適用していく必要がある。これまで7年間アメリカで生活してきて感じた日本人にとって面倒なこと、不便に思うことを20選。ケース別に列挙していきたいと思います。

これからアメリカで生活される方、しようか悩んでいる方などの参考になればと思います。

サービス

アメリカでは日本のようなサービスのレベルは期待できないと思っておいた方が良い。その根本には分業制があるのではないかと思う。自分の守備範囲以外のことはやる必要がないので何かトラブルがあってもたらい回しにあうことが多い

カスタマーサービスの電話

電話にかけていくつかのコンピューター音声の指示にしたがってつながるまでに数分。場合によっては数十分かかることもざら。ようやくつながっても日本のように愛想の良い丁寧な対応は期待できない。

こちらが愛想良く、はっきりと要点と問題点にフォーカスして話をする必要がある。日本人のように内容を忖度してくれることはないと思って割り切る必要がある。

応対が悪いからと言って感情的になってもあまり意味はないので、解決してほしいことにだけフォーカスするのがおすすめ。期待しないとイライラも少なくなる

修理、配達などの業者の対応

アメリカの家、特に一軒家は水回り、空調、ドアなど故障が多いので業者に頼む必要があることが多い。(賃貸の場合は大家さんが間に入ってくれるケースが大半。)

また、家電製品などが故障した場合にも購入元や修理業者にお願いするケースが多い。

こちらもあまり質が高くないと覚悟しておいた法が良い。お願いしても時間通りに来ることは少ない。遅れてきても謝ることはなく。きっちり言わなければ必要以上のことをしてくれることはないと思っておいた方が良い。

配達についても日本のように細かい時間設定が出来ることはない。例えば、午後1時~5時の間に配達。といったおおざっぱな感じ。

公共

日本と比較すると公共の施設や交通機関などは不便で面倒に思うことが多い。

トイレ

車で長距離をドライブする際には日本のようにサービスエリアやパーキングエリア、道の駅のようなものはないので、トイレに困る。

スタバなどを探すか、ガソリンスタンドで借りる。ガソリンスタンドでもトイレを貸してくれないところもあるし、貸してくれる場合でもレジでカギを借りる必要があったり。

トイレ自体もあまり綺麗でないところが多いし、便座は高い、下が開いているなど日本人からすると何かと不便でなかなか慣れない。

交通機関は不便、車は交通渋滞、日本との交通ルールの違い

そもそも電車、バスが近くにあまりないところが多い。また、日本のように時間通りきっちり来ない。というかバスに時刻表のようなものはなく何分おきに来るというのだけが書かれているケースが多い。地域によると思うがあまり治安もあまり良くない。スイカのような便利なものはもちろんないし

こちらも地域によるが、朝夕の通勤時間帯は渋滞が多い。交通ルールも日本との違いになれるまでに時間がかかる。

買い物

買い物は複数の店舗に行く必要がある

日本だと近所のスーパーでほとんどの買い物を済ませるとことが多いが、こちらでは買うものによって値段や質が異なることが多いので複数の店舗に行くケースが多い。

日本のものが欲しい場合や薄切り肉が欲しい場合は日系スーパーや場合によっては韓国スーパー。新鮮な野菜ならファーマーズマーケットや八百屋、スプラウツなどのオーガニック野菜の品揃えが多いスーパー、ちょっとした冷凍品やおつまみ、パンやお菓子などはトレーダージョーズ、分量の多いものを買う場合はコストコ、など。

色々と回れて楽しい部分もあるが、それぞれが別の場所にあることが多いので結構大変。

コンビニが近くにない、品揃えがいまいち

日本のように歩いて行けるようなコンビニはない。車で行けばセブンイレブンなどのコンビニはあるが日本のような豊富で魅力的な品揃えは期待できない

アメリカ在住の家族が一時帰国したときに一番楽しみなのが日本のコンビニという家庭も多い。

レジ待ちが長い

アメリカにいて意外と不便だと感じるのがレジ待ちの長さ。店にもよりますが、長い列ができているのに店員がてきぱき動いていないのは日本人の感覚からするとイライラする。

スーパーの中だとトレーダージョーズやコストコなどはまだましな方という印象。それ以外はどこもいまいち。

値段が分からないことが多い

スーパーだとほとんどの商品は値段が書いてあるが。それ以外の衣料品や専門店などは値札がない商品もチラホラあって、それにも関わらず店員が近くにいない、店員に聞いても値段を知らない。レジに持って行ってみてからでないと分からないというケースもあって不便。

食事、レストラン

日本食が高い

地域によって日本食のレストランはあるし、ラーメン、寿司などはアメリカでも人気。それなりにレベルの高いところもあるが、基本的にお値段は高め。ラーメンでもチップまで入れると$10以上、$15くらいは覚悟しておいた方が良い。

日本食スーパーもあるが、やはり少し高め。意外と不便なのがアメリカの一般的なスーパーでは薄切り肉が置いていないこと。スライス用の機械を買うか、日系スーパーで割高な薄切り肉を買うしかない。

レストランでメニューが分からない

レストランに行っても慣れるまではメニューが良くわからないことが多い。なじみのない料理名でただでさえ良くわからないのに、写真がついていることも少なく何を頼んでいいのか戸惑うことが多い。

英語力に自信のある人なら店員におすすめを聞くのももちろんいいですが、始めてのレストランだとYelpなどでおすすめのメニューや口コミを写真付きを調べておくのが無難。

すぐに、誰でも対応してくれないサービス

日本だとレストランの店員さんだと誰にでもお願いすることが出来る。「すみませーん」と手を挙げれば来てくれる。アメリカではテーブルごとにサービスしてくれる人が決まっている。また注文を取るひと、お皿を下げるひと、など分業されていて、いちいち面倒。

チップ

レストランで食事をする際はチップが必要。税前の15~20%が基準。場合によってはレシートに書いてくれていることもあるが計算するのが面倒。

人間関係

英会話

英会話はレベルによるがやっぱり面倒。特に困るのは、(仕事意外の)電話対応。ちょっとしたレストランの予約くらいなら良いが、クレームなど何か問題があったときの電話、子供の学校からの電話、などはある程度ビジネスで英語を使っていても難しいと感じることが。

アメリカ人との日常会話も何を話して良いのか困ることが多い。子供の友達に話かけても発音が悪いのか全く通じないことも多い。大人は文脈やこちらが日本人ということで理解しようとしてくれるが子供はそういったことがないので発音が悪いと通じない。

日本人との付き合い

地域によるが、日本人どおしの付き合いは良い面ももちろん多いが人によっては面倒と感じることも。狭いコミュニティの中なので、何か人間関係でトラブルがあると逆に辛い思いをすることも多い。

在米期間や駐在なのか、永住なのか、などによっても立場や考えが大きく違ってくる。

ボランティア

面倒というのは良くないが、アメリカではボランティアやドネーション(寄付)などが多くそういう事に慣れない日本人からするとやはり面倒に感じてしまう。

子供の学校や習い事でボランティアは、英語もそうだがシャイな日本人にとっては苦手な分野。

日常生活

学校、習い事

13歳以下の子供を一人にすることが禁止されている州が多いので学校や習い事の送り迎えは親がする必要あり。どうしても共働きで難しい場合はオペアなどを雇う必要がある。

学校は日本より休みの期間が長い。夏休みは6月~8月、その他にもクリスマスシーズンやスキーウィーク、春休み、など。もちろん子供にとって良い面が多いが、親にとっては少し大変。

日本から渡米、日本へ帰国の際には学期の違いや学年の違いへの対応は少し大変。

病院

病院は日本に比べていろんな意味でとにかく不便で高い。軽い風邪などならホームドクターで良いのでそれ程手間ではないが、専門医が必要な場合や、休日に大けがや、高熱が出たりといった場合は大変。

加入している保険によって対応出来る病院が異なるので事前に調べて予約を取る必要がある。救急車は日本と違ってとても高額。

家の設備が古い

日本と比較すると特に一軒家は古い家が多いので設備も古いケースが多くそのため故障も多い。シャワーやトイレなどの水回りも頻繁にトラブルがある。

サマータイムや時差、単位の違い

サマータイムは何度経験しても時間が進むのか戻るのか覚えられない。単位もほぼ全て異なる。距離はマイルやフィート、重さはオンスやポンド、気温は華氏。

ユーザーフレンドリーでない商品

どう考えても開け方が分からない商品。使いにくいケチャップ。使いにくいサランラップ。どうみても食べきれない量の多すぎる食べ物。など挙げればきりがないが、日本のように痒い所に手が届くような商品は期待できない。

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