アメリカで健康飲料として人気の「コンブチャ」、そのアルコール版「ハードコンブチャ」も新しいスタイルのアルコール飲料として注目。オススメの銘柄を紹介。
ハードコンブチャとは？
「コンブチャ」はご存じでしょうか。アメリカを中心に健康意識の高い人に人気の健康飲料の一種。
読み方は同じでも「昆布茶」とは違う飲み物。紅茶や緑茶、中国茶などに砂糖を加え、酵母菌や乳酸菌、酢酸菌などによって発酵させて出来る。有機酸やビタミンB、抗酸化物質など体にいい働きをする成分が含まれているもの。
そのコンブチャのアルコール版が「ハードコンブチャ」コンブチャをつくる過程で産出されるアルコールを利用してつくられる。
アルコール度数は4～10%、使われる材料もオーガニックや産地などにこだわったものが多くビールや他のアルコール飲料の代わりとして人気が高まっている。
各社から果物、植物、など様々な組み合わせによってユニークなフレーバーが多くリリース。アメリカで定番化したハードセルツァーに続き新しいスタイルのアルコールとして注目されている。
オススメの銘柄
ブーチクラフト（Boochcraft）
カリフォルニア州サンディエゴで2016年にうまれた「Boochcraft」
フラッグシップの「グレープフルーツハイビスカス」をはじめ、「ジンジャーライム」、「レモンメープル」、「オレンジザクロ」などが定番のラインナップ。
オーガニック認定された植物や果物を農場から直接調達し社内で搾汁することで新鮮な味わいを実現。
コアラインナップ以外にも季節限定や小ロットの限定シリーズあなども。アルコールは7%程度。グルテンフリー。
ジャント（Jiant）
ドラゴンウェルグリーンティー（龍井茶：ロンジン茶）、アカシアハニー（ヒマラヤ産のハチミツ）、ボタニカルとハーブ、フルーツなど最高品質の有機食材を使用。
4つのフレーバー、「パッションフルーツとエルダーフラワー」、「ジンジャーとレモングラス」、「グレープフルーツとハイビスカス」、「グアバとミント」。
さらやかな発泡性、ライトボディ、すっきりした仕上がりが特徴。アルコール度数は4.5%、グルテンフリー。
キラ（KYLA）
オレゴンで醸造されたハードコンブチャ。4種類のフレーバーを持つアルコール4.5%のキラ（KYLA）シリーズは、「ジンジャータンジェリン」、「ハイビスカスライム」、「ピンクグレープフルーツ」、「ベリージンジャー」がラインナップ。ハードコンブチャの中では低い90カロリー、糖質ゼロ。
アルコール6.5%のサンブレイクシリーズも人気。「ライチレモネード」他、6種類のフレーバーがある。
フライングエンバーズ（Flying Embers）
カリフォルニア州オーハイで最新の設備で大胆で想像力豊かなフレーバーの製造を目的に設立。
カリフォルニアの山火事、特に醸造所のある地域で2017年に起きたトーマス火災の中で生まれたことから「フライングエンバーズ」と名前がつけられた。
アルコール4.5%～7%前後の8つの定番フレーバー、「ジンジャー」、「ブラックチェリー」などのほかに「パイナップルチリ」、「スイカバジル」、など予想外の組み合わせが面白い。
ドクターホップス（Dr Hops）
乳酸菌の培養でうまれたコンブチャにマテ茶などの有機茶やサトウキビの砂糖で発酵。フルーツ、ハーブ、ホップを加えたつくられた手作りにこだわったクラフトコンブチャ。
アルコールが9～11%と高め。「ジンジャーライム」、「ストロベリーレモン」などの他にワイン好きな人に「コンブチャ・ロゼ」、クラフトビール好きな人に「コンブチャ・IPA」などラインナップ。
ジュンシャイン（June Shine）
南カリフォルニアをに設立された、スケートボーダー、スノーボーダー、ビッグウェーブサーファーなど著名人がアンバサダーになりフレーバーをデザイン。
パイナップル、ココナッツ、オレンジ、ナツメグのフレーバーの「ミッドナイト・ペインキラー（鎮痛剤の意味）」をはじめ「ホホピカル・シトラス」、「グレープフルーツ・アロマ」、「アサイーベリー」など。
シエラネバダ（Sierra Nevada）
クラフトビールの大手シエラネバダがその経験をもとにつくるハードコンブチャ。使用されるフルーツ、スパイス、ハーブはオーガニック認定。
「ジンジャー、レモン、ハイビスカス」、「ブルーベリー、アサイー、スイートバジル」、「ブラッドオレンジ＆パッションフルーツ」、などがラインナップ。アルコール7%ながら100カロリー。
ユニティバイブレーション（Unity Vibration）
コンブチャビールというカテゴリーでクラフトビール愛好家をターゲットにしたハードコンブチャをラインナップ。アルコールは9%前後と高め。
「ファンキージンジャー」、「コンブチャペールエール」、「バーボンピーチ」、など。
まとめ
紹介したもの以外におおくのメーカー、醸造所がハードコンブチャをリリースしていてユニークなフレーバーを楽しめる。
オーガニック、地元食材を使用、売上の一部を寄付する、など健康志向で意識の高い層をターゲットにして人気が高まっており、店頭でも良く見かけるようになってきた。
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